【おうちで声を出しましょう!】純正の裏声練習
みなさんこんにちは、Divaluxe渋谷校インストラクターの渡邊汐です。
今回はタイトル通り、おうちで声を出しましょうということで、大きな音が出ず、初めての方でも行っていただきやすいと考えている練習を行っていきたいと思います。
その名も純正の裏声、これまでお話してきた裏声の重要性、その最初の段階の練習になります。
声帯の閉鎖筋群の力を使わず、シンプルに、声帯を伸展させる裏声の力をトレーニングする内容になります。
今回は出し方からご紹介、
①ろうそくの火を吹き消すような口の形を作る
②ふー、っと息をたくさん吐く
③たくさん息を吐きながらため息をつくように声を出す。
大事なポイントは3つ、
・2の息をたくさん吐くタイミングで、ため息を出すような勢いでたくさん息を吐くこと。
・3の声を出すタイミングで、息を出している音からシームレスにスムーズに切れ目なく出すこと。
・3の声を出すタイミングで喉に力が入ってしまわないようにする。(閉鎖筋群を発動させない)
これらを守って声を出してください。
みなさんのイメージする裏声というものは地声の力が混ざってしまっている場合がほとんどです。(歌唱で使用する際は地声の力も発動させなければならないため、致し方無いことではあります)
が、ボイストレーニングを行うにあたっては、ここ、地声の力と裏声の力を分離させることが必要になります。
そして裏声の力をたくさん使うこのトレーニングは声帯の伸展を促してくれ、みなさんがポップスなどを歌う際に悩む「高い音が苦しい!」という悩みの解決に力を貸してくれます。
この練習、最初のうちは「たくさん息を出して疲れたな」、くらいが目安かと思います。
個人差はありますが、おそらく10分ほど行ったところで疲れてい来るかと思います。
それくらいまでしっかり練習した後にみなさんが少し苦しい歌を歌ってみてください。
この練習がどれくらい精度よく行えたかによって結果は変わりますが、普段より楽に歌えるような感覚が得られる方が多いと思います。
何度もお話してしまいもうしわけありませんが、
こういった練習がしっかりできているのか、それを判断するためにトレーナーの方がいます。
独学では難しい場合が多いですので、早く成長したいと考えている方程、一度トレーナーの方に診て頂くことをお勧めします。
以上、Divaluxe渋谷校インストラクターの渡邊汐でした。