【お悩み相談室】口呼吸ってダメなんですか?
みなさんこんにちは、Divaluxe渋谷校インストラクターの渡邊汐です。
本日はご質問のあったタイトルの件についてお話します。
結論から言いましょう、口呼吸はなるべく避けるようにしましょう。
もちろん、素早く空気を取り込む必要があるシチュエーションにおいては自然とみなさん口呼吸になると思います。
例えば水に顔を付けて息を止めて、苦しくなって外に顔を出しました、とすると口呼吸で最初は息を吸うのではないでしょうか。
これは自然なことですので、これについては問題ありません。
さけなければならないのは、平常時の口呼吸です。
これはいくつか問題があります。
まずは口腔内の乾燥です。
声帯はそれ自体を潤す機能を備えていません。
また、水を飲むことで一時的に潤った気がする方もいらっしゃるかもしれませんが、声帯に水がかかってくれることはありません。
声帯に水がかかっていたら肺の方に入っていく可能性がある危険な状態ですし、喉頭蓋が閉じることで気道側には来ず、食道側に運ばれるのです。
では一体どう潤されるのか、それは周囲の粘膜、口腔内の唾液等の水分が存在している状態ですと自然と潤うのです。
鼻呼吸の場合、鼻を通った空気は温められ、また水分量も多い状態になります。
湿度が上がっている状態ということですね。
口呼吸の場合、鼻呼吸と比べ外気との接触も多くなり、口腔内の乾燥を招きます。
このように乾燥することで、湿度が上がり切らず、声帯が乾燥してしまうということですね。
なんとなくイメージ伝わったでしょうか?
次回も同じテーマについて少しお話しますので、お楽しみに。
以上、Divaluxe渋谷校インストラクターの渡邊汐でした。