【お悩み相談室】裏声でボイトレをしていると少し恥ずかしくて集中できません
今週のお題「爆発」
みなさんこんにちは、ボーカルスクールDivaluxe渋谷校インストラクターの渡邊汐です。
本日はご相談いただいた件でお話していきます。
ボイトレをしていると恥ずかしくなってしまうとのことでした。
特に裏声、少し変わった声(おそらくアンザッツ5等のことを指していると思われる言い方でした)で恥ずかしく感じるとのことです。
以前男性の方で裏声を出すことを恥ずかしく感じる方がいらっしゃるという話をしましたが、こちらの方は女性です。
これについてですが、おそらくアンザッツの5番などは普段出す声ではない点が影響していると考えます。
特にアンザッツの練習では可笑しくて笑ってしまうという方は良くいらっしゃいます。
確かに最初はびっくりされるかと思いますが、この練習において大事なポイントは「やり切る」ことです。
どういうことかと申しますと、恥ずかしいという感覚で声をセーブするのではなく、トレーナーの方がやっている声を本気で物まねしてみるということです。
なぜ必要なのか、それはここをやり切ることでより強度が高く効率の良い練習ができるためですね。
恥ずかしくて声をしっかり出せないと、どうしても喉頭の動かし具合にセーブがかかってしまい、求めている練習にならない場合があります。
恥を捨てて集中して思い切りやること、これが出来るとこれまでの感覚とは違った感覚を得られ、1ステップ上がることが出来ます。
ええいままよ!と、気持ちを爆発させ、思い切って声を出してみましょう。
自分の想像していた以上の声が出たり、喉が解放される感覚が得られると思います。
根性論になってしまい申し訳ありませんがそのような気持ちで臨んでみると新たな世界が開けると思いますので、是非トライしてみてください。
以上、ボーカルスクールDivaluxe渋谷校インストラクターの渡邊汐でした。