地声と裏声 簡単に分けると
何か重いものを持ち上げる時、ふんっと声をだしてみてください。息を喉の中で止める感覚になりませんか?声帯で圧力を受けることで、力を発揮できるわけですね。
この時実は二対の声の帯、声帯、声門同士がくっついて(声帯、声門閉鎖)、下からの空気を上にいかせないようにしています。
次に、重い物を持ち上げで、おろした後は、はぁーっと声をだしてみてください。喉の中が開く感覚になりませんか?
この時実は二対の声の帯、声帯、声門同士が離れて(声帯、声門開大)、下からの空気が上に流れます。
呼気圧というところで考えれば、抵抗が強ければ強いほど、地声の機能が刺激されやすく、抵抗が弱ければ弱いほど、裏声の機能が刺激されやすいということになります。
A
息が少なく呼気圧が高い場合
→地声系の機能
Brethless Expiratory pressure is high
B
息が多く呼気圧が低い場合
→裏声系の機能
Brethtaking Expiratory pressure is low
細かくみていきましょう。
Aの機能は大きく分けると、2つ。
アメーバ筋:声帯の形状をうねらす力
感情、仮声帯と関係が深い。
地声の核といわれている。
閉鎖筋:声帯を閉じる方向の力
響き、音量、ロングトーン、極低音、極高音等と関係が深い。
Bの機能は大きく分けると2つ。
伸展筋:声帯を伸ばす方向の力
音程調節、高い音、ミックス的な声
開大筋:声帯を開く方向の力
伸展筋のサポート、吸気性の発声
それぞれ単体で動かすのはかなり難しいですが、外喉頭筋を駆使すれば可能ではあります。
細かい使い方についてはまた!