ボーカル教室 Divaluxe 渋谷校

ボーカル教室 Divaluxe 渋谷校です。

【お悩み相談室】第9回 滑舌を良くしたい pert2

みなさんこんにちは、Divaluxe渋谷校インストラクターの渡邊汐です。

 

本日は、先日ご紹介した早口トレーニングのお話をしたいと思います。

 

このトレーニングは、肩に鷹が、と繰り返す内容になりますが、ここで注目したいのは子音です。

 

特に、Tの子音、肩(KATA)のタ(TA)と、鷹(TAKA)のタ(TA)です。

 

プレフォナトリーチューニングというものをご存じでしょうか?

 

わかりやすく簡単に説明しますと、頭で次のセリフ、言葉をイメージした時点で、喉がその子音を発声する準備をしている、というものです。

 

今回トレーニングで上げた子音で大事だとお話した「T」の子音は裏声の力が強くなりやすい子音ですので、声が裏返りやすく、高い声が出しやすくなります。

 

そして、アンザッツの5、喉を上げた状態の(初めてのチュウのような)裏声ですね、この声は甲状舌骨筋等が活発に働き、声量、響きが得られ、滑舌よく話しやすくなる効果が期待できます。

 

ですから、先日ご紹介したトレーニングは子音によって裏声を出しやすくすることで練習自体の強度を上げ、アンザッツ5の声で滑舌をよくできるようにしよう!と、こういったトレーニングなのですね。

 

みなさん是非トライしてみてください。

 

以上、Divaluxe渋谷校インストラクターの渡邊汐でした。